先日、都内のとあるお洒落書店に何年かぶりに立ち寄ってみた。
数年前に行ったときも世の中にこんなコンセプトの本屋さんがあるんだなと驚いたが、書籍の種類も豊富で楽しかった思い出がある。
ただ、今回行った時は店内がリニューアルされており、書籍エリアよりもラウンジエリアが増え本屋さんというよりカフェに近い印象を受けた。
休日だったこともあるかもしれないが店内は人でごった返し、本をゆっくり見ることもできなかった。
置いてある本も雑誌や洋書が多く、私が求めているものは無かった。
普通の書店ではあまり扱っていない本は目新しいし、お洒落な本はインテリアにもなる。
好きな人には刺さるのかなと思うが、私にとってはここは本屋さんとは呼べない。
時代は益々デジタル化し、電子書籍が普及して直接本を手に取る機会も少なくなった。
近年は本が売れなくなり、新たな形の本屋さんが誕生するのも致し方ないと思う。
でも昔からある街の本屋さんが閉店していく姿は寂しく感じる。
今は時の流れが早く常に変化し続ける世の中だが、変わらず残していくことも価値があると考える。
お気に入りの本屋さんにもっと行ってたくさん本を買うことにする。
改めて私は本が好きだなと思った日でした。